髪解くたび 逆毛が可愛くて ちらついて、もっと見たいんだ ねえ、遠く見てろよ あ、時計の雨だ 「傘だって降ります あの交差点?」 で、きっと、ふざけてる 二人は黒い目をしてる 「笑えないぜ」 「予定調和だって」 回転扉で首揃えて途絶えた 「暗くしてみたい!」 「遊びたんない!」 くちづけ?重いね? 煙ばっかそっちいくね? 一回毎生まれ直すから! 何度モイッテ壊レルマデ 「コノ世ハ絶対、 アナタノメイダイ」って 見てよ外、嘘みたいだ! 願いをかけるのさ ここで200回点滅した安い魔法 何遍も擦りすぎて赤い目で 聞こえるような発光電飾地獄が 君の目の海に沈む 『ねぇ、次は観覧車に乗りたいわ! 夜!』 確かめたいの 怖くない ねえ?懲りない全然 白目まで舐め合おう 干からびていくの見られたいんだ、 君なら 爛れた夢が覚めたって 覚えていて 嘘がなくて 柔らかくて 赤くて 動いてる 見えるだろうほらもうすぐ