世界はここで回るよ 鍵をかけた陽だまりで 舞い上がる埃の中で 瞼が閉じるのを待ってる 怖いけどあなたは好きで 震える手で触れてみた 途端にあなたが次の季節に変わる 何度も名前を呼んで 最後の夜の向こうから 鉄で出来た街の向こう 悪い瓦斯は空も溶かす ここにいる限り見えない ひび割れた窓に映った 世界はここで回るよ 鍵の増えた行き止まりで そんなふうに笑えたら 同じ夜に眠れたなら 春の海のその先へ 降り積もる声は繰り返す 「魔法なんかいらない、 季節を変えて」 何度も名前を呼んで 最後の夜の向こうから