左目だけで見てた 君なりに嚙み砕かれた世界は 知らないコードに乗って ひたすら喉元過ぎて 熱さを忘れらんないな まだ行かないで 気が付いたら 君の喋り方も変わってしまって ちょっとも近付けないままに 期待 ふわり透けた だって 不完全なまま この夜を越えたら 君がいたって いなくたっていいように 変わってしまうから このままずっと繋いでいたい もっと 深いとこまで 見抜けたらいいのに ひとりよがって願った 「おやすみ」は 味がしなかった 気付いたこと 気付かないでよ 滲む視界の中 切り取られた有象無象で 相も変わらず君が光っていた もうかたっぽの目で 本当はちゃんと知りたいんだ 君を形成してる私に見えない過去 見えては隠れ 何を信じたら 繰り返す寝返りと後悔に 終止符を打てるの まだ起きてる? 話す言葉 上ずってしまったのはきっと レモン味の炭酸のせい しゅわり 溶けて消えた だって 不完全なまま この夜を越えたら 君がいたって いなくたっていいように 変わってしまうから このままずっと繋いでいたい それならいっそのこと 見えないふりしたいけど 触れた指の感覚だけ すがるみたいに確かめてる 歌うみたいに囁いた 見せかけでもいい 甘い響き 氷みたいに溶けて 私が何度 涙乾かしても 溢れさせてしまうから そっと耳を塞いだんだ だって 不完全なまま この夜を越えたら 君がいたって いなくたっていいように 変わってしまうから このままずっと繋いでいたい もっと 深いとこまで 見抜けたらいいのに ひとりよがって願った 「おやすみ」は 味がしなかった 気付いたこと 気付かないでよ 滲む視界の中 切り取られた有象無象で 相も変わらず君が光っていた