あの夏の陽射しが 焼きついたまま 別れを知るこの恋 夜をさらっていく 波音が近づく 熱い渚よ 淋しげな影だけ 残して終わった いくつもの日々を 重ねていたけど どうしてすれ違って きたのだろう 分かち合った愛と夢は 幻だった? あきらめたわけじゃない 本当は あなたを想っているの だからいつの日か思い出がね 輝けるように 例えば笑って「あばよ」と 手を振ればどんなにいい? 一人のあなたを私はまだ 愛しているから <♪> 閉じたページに今 隠された人 花火が散るように 切なさが染みる 泣いても誰も いない一人きりで 夜に隠して ほしかったのになぜ? きれいな月 今日も照らす 海の調べ いつから私は弱くなった? 強さが何と知らず あなたの香りが今も私 抱きしめているよ あなたがまだこんな私にも 笑ってくれるのなら たった一つだけあの言葉も うそなんかじゃない <♪> 夏の幻は二人の恋 海辺の物語 永遠という言葉じゃないよ 約束もないね どんなに心変わりしても あの日々は忘れない どうかこの恋が消えぬように 祈っていて欲しい