涼しげな風が空に舞い上がり すれ違う溜め息をさらってゆく 透明なコート 羽織った私は 日常を肩にかけて汽車を待つ 時は偶然に向かいのホームで 懐かしいあなたを見つけたの 胸の奥 淡い 淡い 記憶蘇り 呼吸も忘れて 変わらないね 服も仕草も あの頃のままで あなたが視線上げても 気付かない 汽車で遮られて ただあなただけを見つめてた日々は ゆっくりと 切ない色に染まっていった 胸に手を回し二人寄り添って 生きてゆくことだけ信じてたね 今 私は Lonely Girl×2 長く伸びた髪があなたに靡くよ いつだって 悲しいときには あなたを想い出して 別れて時が過ぎても あたたかい夢を見ていたよ 前の線路が二人の人生 分けているようで切ないよ 胸の奥 淡い 淡い 記憶蘇り 呼吸も忘れて 変わらないね 服も仕草も あの頃のままで あなたが視線上げても 気付かない 今 私は Lonely Girl×2 止まっていたのは 私だけだったみたいね 遠くなる汽車は あなたを連れ去り 見えなくなってゆく