このまま消えてしまいたいと 理由もなく思っていた日々に このまま消えてしまったなら 会えなくなる そう思えた人 あと何回サヨナラを言えば 本当の サヨナラになってしまうのだろう 雨の音が余計な雑音をかき 消してくれる 傘をさせば 他は入れない ただひとつの世界だ 口に出せば 終わりだってわかっていた 溢れてくる想いを飲み込んでは 理由もなく隣にいれるように 僕はまた傘を忘れるから 気付かないでよ 今まで出会ったほとんどの人は もう一生会わないんだろうな ここにある繋がりがなくなった後に また会える口実を探しているけど 見つからないや ― 雨は嫌いだけど きっと、今日を思い出せる― 流れていく残酷な時間の中で 思い出もなく ただ隣にいるだけ 雨が止めば離れてしまう距離と 何事もなかったかのような空 口に出せば 終わりだってわかっていた 溢れてくる想いを飲み込んでは 理由もなく隣に居れなくなる そんな日が来るまではここで ねぇ、笑ってよ