誰も何もみてないしばれない 朝の公園のベンチの後ろにある 花壇で揺れてる花の色の美しさ 何もみてないしばれない 誰も何もみてないしばれない 4時の鐘の音の終わりの音階は あなたのいびきと 少しだけ似ているけど 何もみてないしばれない 傘の中にいたとき密かな熱と 目をあわせてたこと全部 嬉しがったこと 何もみてないしばれない 夜に寝てても 誰も何もみてないしばれない 切り刻んでみても 何もみてないしばれない 誰も何もみてないしばれない 「待つのに慣れた」 俺はそれをみてる 悲しそうにきいてる 不安そうな立ち仕草 何もみてないしばれない 誰も何もみてないしばれない