やっとの思いで走り出してすぐ転ぶ 追い風はとうに方向を変える 翻弄される 否定されるたびに自分に蓋をする 世代だろって 聞き飽きた 僕の価値を与えられる 選べるなら選びたい スーツに忍ばせ くすぶる夢の使い道を そう簡単にはいかない 自分を信じさせて 尻尾を巻いて帰っても 迎えてくれるのはぎこちない優しさ 僕は戻らない 探すんだ ずっと待ち合わせの場所に 咲くあの花を 思い出す 焦りと一緒に心が揺れる 一歩進むたびに自分が薄れていく 時代だろって 聞き飽きた 過去の価値を考えている 戻れるなら戻りたい でも走らなきゃいけない 理由を同時に持ってるんだ そう簡単にはいかない 自分を信じさせて 尻尾を巻いて帰っても 待ち合わせの場所に君はもういない 僕は戻らない そう吐き捨てても そう簡単にはいかない 自分を感じさせて 雨風に打たれ枯れても 新しい季節に花を咲かせる 僕もそうありたい 探すんだ 続けるんだ