きみが夜に歌うのは 心が死んでいるから 賛同の言葉に飢えていて 暇さえあれば考えている 善人と悪人の差別を そこにあるものが分からない ぼくの目は きみの目を 忘れないよ ごめんね 今すぐ誰かに会いに行く そんな勇気もないから 置いていくよ ごめんね 遠くで揺れては消える きみの最後の姿を 忘れた頃に描き出す ぼくは密かに夢を抱いている きみの目が染まって揺れるから ぼくの心が追いつかなくて もう駄目かもしれない 夜が明ける前に行くよ きみの悲しみや癖のせいで 何でもないように生きれない それではきみの命が浮かばれない