いや、きみがそう泣いても 世間はそれを許さないよ いや、誰がそう言っても きみはきみでいてほしい 涙が止まらないよ 痛みが止まらないよ 何度も何度も 差別の歴史は繰り返す 忘れたいよぼくのこと それはそれでいいけど 間違ってはなかった ぼくは本当は私です ただ空は黒くて 飛ぶにはまだ早い 居場所を探している きみは躁と言っていた 嗚呼、そばにきみがいる限り 私はいないけど 全部無くなってしまうなら せめてあの娘に名前つけようぜ いや、きみがそう泣いても 世間はそれを許さないよ いや、誰がそう言っても きみはきみでいてほしい 嗚呼、きみが笑う度に 私の意志が少し揺らいでる 私は身勝手さ 全部失くしてごめんね 愛はとうに無くなったけど 私のすべてをあなたに 語り継がれるわけではないけど あいつは海になりました