話すことが無くとも きみのことを 分かっている気がしていた 絶え間なく話した夢の数を 今更ながら一から数えてみたよ きみが僕から奪ったものの数と ぼくが君から奪ったものの数と 一緒だったんだよ 世界の形を掴んだ気がして 二人は怖くなって 会えなくなったんだよ 合わなくなったんだよ 会えなくなったんだよ 合わなくなったんだよ それはきみの中で何を変えて ぼくの中で何を変えたか 分からないんだよ 分からないんだよ 分からない 分からない 分からないんだよ ぼくときみの手と手が あと一ミリ届かない こんなゴミみたいなぼくから 生まれた優しさを 取りこぼさずきみに 伝えたいんだよ 伝わらないんだよ 伝えたいんだよ 伝わらないんだよ 何できみを癒して救って どんな言葉をぼくはきみにかけたか 分からないんだよ 分からないんだよ ごめんね ごめんね ごめんね