今二人が旅立ちの日に 分けあうものが愛しかない時 無力な二人 歓びの日に 輝くために愛しかない時 金も名誉も力もなく 信じられる誓いをかわし 暗い片隅を陽の光で 飾れるもの それが愛なら 歌をうたい 声をあげて 歩きはじめる今 愛 冷たい朝に貧しい人を コートで包むのに愛しかない時 戦う人々にあしたの光を 約束するときに愛しかない時 夢も希望も疲れきって 泥の中に埋もれてしまう 開いた銃口に話しかけるのに 何も持たないその時には 歌をうたい 声をあげて 歩きはじめる今 愛 歌をうたい 声をあげて 歩きはじめる今 愛