切ない風通しに 体を委ねてみる いつもより早起きしたんだ ドリップコーヒー 泡立つ ジェームス・テイラーに 秋色のワンピース合わせ 遅くなったけど 今なら素直に I need my darling once more time 魔法は解けて プリンセスからひとりのガール 我慢ばかりしなくちゃいけない ハイスクールティーンのように ときめいて 甘くステップ踏んで 愛がなくなったとしても かまわないから さよなら、いやだよ 寝不足の身体に メンソール流し込んで 他の女性との夜に任せて 大人になれど 孤独は深まってく プリンスじゃないひとりのボーイ 涙見せることさえできない ハイスクールティーンのようには なれない ふたりだったけど いつだって 昨日はまぶしい なくなって大事だと知るんだ 首都高を走らせる サイドシートに 思い出のメロディ流れてくる ハイスクールティーンのように ときめいて 照れ笑いをして ハイスクールティーンのようには なれない ふたりだったけど 春めく道影でキスして 花火があがった屋上で 河川敷の夕暮れ時 過去と未来のきみが交差する