晴れ渡る空を 見上げてるひとりきりの影 平穏に過ぎるこの日々が 追憶に鍵をかけてゆく 季節は巡り時は流れる 想いだけを残し 憂き世に染まる旅立ちは今 風となれ あの空の下 寄り添うふたつの影 どうかどうか忘れないでくれ もう一度あの時放した手を 握れるなら 記憶の奥にやがては溶けて消える 淡い夢に乗せた願い この目に映る遠ざかる景色の 雲の彼方羽ばたく鳥よ あの空の下 寄り添うふたつの影 いつかいつか思い出してくれ もう一度あの時放した手を 握れるなら 色褪せた道 振り返らずに行こう あてのない旅路を遠く