いつもは寂れたこの街はもう 色づき始めてるどこまでも 夏の最後に僕たちは 空を見上げる 「あたりまえの日々」 抜け出していこう 眠気覚ましの匂いとラヴソング はしゃぎだした街角に 心奪われていく 始りを告げる夕焼けの空に 繋がる雲の流れに見惚れてる 最初から素直になれなくて こんなにも切なくなるのか 一つ一つ重なり合って いつからか? 僕を狂わせる 話し上手な街の女将も からまわりして犬も冷めたろう 「人はだれでもみな同じ」 とかいうクセに 夏の匂い。人々の笑い。 とめどなく流れるメロディは 誰も知らない路地裏を 突き抜けて巡る 夕闇を越えて先に光っている様 繋がっている夜 遠くまで聞こえる音 最初から素直になれなくて こんなにも切なくなるのか 一つ一つ重なり合って いつからか? 僕を狂わせる 嗚呼 君の目に映るその光が 儚く消えてしまうけど 一つ一つ焼き付けてくれる夜 いつまでも 願い続けているよ