タンスの肥やしになった 古いコートのポッケから しわくちゃになったままの そよ風 吹き抜けた 差出人のとこへおかえり 白い象がいたんだ バラをたらふく食っていた ぶっ潰れるまで酔って お前の夢をみていた まただめだったそのときは よろしく 思い出はコラージュ まだ透けているブランニューデイ 虹はもうかからんが 晴れてはいるので ゆけるよ あこがれには足りないけど 残火がゆれるよ 強くいよう 旬が過ぎて余った デッドストックの山の中 あんなに必死に書いた歌が ゴミのようだ でも You know the band それだけで 思い出はうたう Welcome to our brandnew day、と 100本もできないが 生きてはいるので続くよ コーヒーをこぼしたTシャツのよう 落ちずに残った一節だけが 慣性を保って走り出してゆく ごらん 朝焼けだよ ご期待に沿えないが はじめるよ