永遠に繰り返されていく 闇に魅入られし者達の影 何もかもを包み込んだ 絶望の霧 黒く染まる視界の先 当てもなく彷徨う 輝く白銀の月は 妖艶に満ち 静かに揺らめく炎が その身体を撫でる -堕ちていく- 脳に響く 抗えない声 全て支配する 邪悪の化身 愛おしい記憶の彼方に 届かない願いを乗せて 眠れ 狂おしい香りを放つ 絶望の淵 滴り落ちる 花の蜜は 力の代償 -消えていく- 音も無く 静かに連れ去り 貪られていく希望の果て 裏切りの 冷たい静寂 凍てつく感情 我に捧げよ 永遠に繰り返されていく 闇に魅入られし者達の影 愛を忘れ 闇を恐れても 誰ひとり 逃れられない 神々しきこの力の下 嗤う 『さぁ、終わり無い儀式を。』