人を憎む事も マトモに出来ない僕は 愛してるという言葉も 知らないまま生きている 自分を傷つけるのにも そろそろ飽きてきたけど それ以外にこの感情の 鎮め方が解らない 温もりも 淋しさも 結局同じことさ どうせホラ 素直には 貰えないから 冷たい夜に 共鳴している カッターナイフは 鋭さを増して 人を憎む事も マトモに出来ない僕は 本当はあなたの存在が 怖くて仕方ない 「そろそろさ いい加減ドアを開けなきゃ」ってね うるせえな 分かってる その程度の事 冷たい夜に 身を震わせて 最後のページを 読み終える時 何て言えばいい 所詮人は流れ 景色は消えていく 愛しいあの人の 笑顔が消えていく 世界の始まり そこに僕はいて 今は何処にいる ねぇ 冷たい夜に 共鳴していた カッターナイフは いつかの自分のもの 冷たい夜に 身を震わせて 最後のページを読み終える時 その時は 君に触れていいかい 傷つけていいかい 認めてくれないか