Impossible 荷物が多くなったと 携帯が震えて知らせる 二人にはもう大きく感じる 車を出して迎えに行く 書きかけのエンディングノート 今頃猫が敷いて寝ているだろう 港に近い野球場から 歓声が聞こえてきた 混み合った日曜日のスーパー ネギが飛び出した買い物袋 ごめんねありがとうと手を合わせ 車に乗り込んできたLady 君にもう一度恋をしたいと 横顔に目をやったとき それはもう無理だと分かったんだ あの恋心はいつの間にか 愛に育っていたから 「もうだめかもしれない」とか 「やっぱり一緒にいよう」とか あきれるほど繰り返したのに 結局今も二人でいる 書きかけのエンディングノート あとどれくらいか分からないけど 最後の時まで君の笑顔を 穢さぬことを誓おう この港の景色と同じように あの頃とは僕も変わったけど どんな僕も全部受け止めて ずっと好きでいてくれてありがとう 君にもう一度恋をしたいと 横顔に目をやったとき それはもう無理だと分かったんだ あの恋心はいつの間にか 愛に育っていたから 時々驚いてしまうほど 乱暴な言葉遣いになったり 機嫌が良いと変なダンスを 踊って笑わせてくれるLady 君にもう一度恋をしたいと 横顔に目をやったとき それはもう無理だと分かったんだ あの恋心はいつの間にか 愛に育っていたから もう 移ろうことが出来ないから