静かな 河のほとりで しばらく 眠った 誰かに 揺り起こされて 夢から 覚める 見知らぬ顔が 覗きこむ その懐かしい 笑み いくつの街を 過ぎてきた 吹きぬけてゆく 風 “ASIA” 同じ空の下 きみの名前を 教えて 誰かの 心に深く 痛みと 悲しみ 手をとり 励ますよりも やさしく 笑う 巡り逢う日は 遠くても 誰もひとりじゃない 黙っていても わかるから そっとかさねる 唄 “ASIA” 同じ夢を見た きみの奏べを 聴かせて oh… 雲が流れていく oh… 遥かな音を oh… 抱きしめて きみをこの胸に 強く 遊びつづける 子どもたち みんな誰かに 似て ひとりひとりの 過去といま ふりかえる日が 来る “ASIA” 同じ瞳(め)をしてる きみと明日を 見つめて 手をとり 励ますよりも やさしく 笑う やさしく 笑う