カテドラルの鐘の響きと 青い瞳の群れに いつの間に 気づいているから ひとりだけ ここに 風の音 聴いて 舗道をかける 雨の音 聴いて 空をすべる だれかぼくの体 見つけてほしい 暮れなずむ街で 夜をかける ほほえみ合うことができる 乾いた街並 壁の絵が語りかけるのは 遠い戦の夢 風の色さわり 舗道をうかぶ 雨のつぶふれて 時をよぎる 草の息かいで 夜を想い 土の夢さわり ドアをあける 白い手 ここまで かざしたら 垂直 まじわる 愛の線 風の音 聴いて 舗道をかける 雨の音 聴いて 空をすべる だれかぼくの体 見つけてほしい 暮れなずむ街で 夜をかける 白い手 ここまで かざしたら 垂直 まじわる 愛の線