明日は一年に一度の大切な一日 一年に一度しかあがらない花火を 見に行くんだ 穏やかに澄んだ夜空に 大輪の花舞うこの日 しかし天気予報はその地に開いた傘 マークをつけた どうか世界が 誰の思い通りにもならないように 必ず当たる天気予報なんていやだ そんなものはあってほしくないと どうしてこんなことに まだ青い空を見上げた 世の中どうにもならないこともあ るんだなぁ 急に降られてもいいような気がした ほら顔も知らない 誰かの明日が 同じ空の下スタートしている そうか世界は 自分の思い 通りにはならないこともある 運がいいのでも悪いわけでもない 残酷なほど 何の意図もなく すべてがありのまま どうか世界が 誰の思い通りにもならないように うん そうだ 必ず当たる天気予報なんて そんなものはあってほしくないと 光 差す