どうして 今夜はそんな悲しそうに見えるの 誰かのこと 思っているの 見たことのない表情 あといくつあるの 影は燃えるよう 夜を赤く染めてゆく どんなさみしい夜も私なら ずっと隣にいるのに 最終電車終わっても 遠く離れた街でも いつだって 駆けつけるよ あなたのこと 知れば知るほどね 遠くに感じてしまうよ 高層ビル登って 天にハシゴかけて その頬にキスをする 風の旋律 心が叫んでいる 声にならない 想いを弓に託して どんなつらい夜も私なら ずっと隣にいるから 北風窓をたたく日も 暗闇にうなされる日も なにもかも抱きしめるよ あなたの弱さもずるいところも 目をそらさないで教えて もしも太陽の下で 後ろめたいことがあったら こっそり打ち明けて どんなさみしい夜も私なら ずっと隣にいるから 疲れ果てていたって 眠り妨げたって かまわずに呼び出してね あなたを思えば思うほどね 遠くに感じてしまうよ 高層ビル登って 天にハシゴかけて キリンみたいに首伸ばして 優しく瞳閉じて その頬にキスをする