僕らはいずれ三十歳になる 氷が溶けて薄くなった三ツ矢 サイダー 充電切れでも時間は動いている そんなことは言われなくたって 分かっていた ビールが美味しくなる 前に伝えたいことがある だからもう 少しだけ時間をくれないか レモンサワーはちょっと酸っぱい レモンサワーはちょっと苦い でも今の 僕にはそれがちょうどよかった レモンサワーはちょっと酸っぱい レモンサワーはちょっと苦い ここが僕にとって居場所だったんだ 僕らはいずれ雲煙となる 空を見ていた君はなんだか 悲しそうだ その手を握った瞬間 僕は相対性に感謝した 時間が止まってしまったみたいだ こんなんばっかじゃあんまり 酔っぱらえないよな 嘘と建前の間 挫折と妥協の間を行ったり来たり レモンサワーはちょっと酸っぱい レモンサワーはちょっと苦い 答えが 見つかるまでもうちょっとのはずだ レモンサワーはちょっと酸っぱい レモンサワーはちょっと苦い もう行かなきゃいけない時間みたい だ