もし 君が 暗い闇にいても 君を忘れないように ささやかな 火を灯したとき 風に消えないように ずっと側に いられたなら どんなにいいだろう どんな嵐でも 君を抱いていられたなら 名前を この世にひとりしかいない君の 名前を ずっと君を守ってくれるように 君の名前を 最初の君へのプレゼント もし 君が 姿をなくしても 君を見つけられるように 世界から 言葉がなくなっても 愛を伝えられるように きっと僕ら 揺らいでいる 正解のない世界 でもひとつだけ 確かなもの そこにあれば 名前を この世にひとつしかない君の 名前を ずっと君が君でいられるように 君の名前を 何回呼べるかな 春は桜の散るのを見よう 夏はアイスを買いに走ろう 月並みだけど君とならそれがいいよ 秋は落ち葉 踏み締め歩こう 冬は毛布に身を寄せ合おう そんな日々に 何回でも君の 名前を呼ぶよ 名前を呼ぶよ