あなたの瞳が 風景を吸って 何よりも綺麗な 宝石になった 忙しなく揺れ 白くのぼる湯気が 何気ないページの 栞になった あたたかさに触れて 雪が溶けるように あの日 あなたに触れて 形をなくした 永遠の隙間から 漏れる光が ひとときを照らしてゆくよ その薄明かりに すがるような日々を この部屋に入る前と この部屋を出たその後 二つの闇の間で 湯気みたいに揺れてる 永遠の隙間から 漏れる光を 夜が塗り潰していくよ 抗えない夜が ニ度とない永遠と永遠の隙間で ひとときを照らしてくれよ その薄明かりに すがるような日々を 湯気みたいに消えゆく 僕らの全てを