ギターを背負う僕の夢と 君との明日に生温い息だけが漂う 「ごめん、 酔ってた」で取り消す本音都合のい い合言葉が妙に残る 冬の夜の月を見上げる 横顔がいつかは思い出せなくなるの かな 痛いって泣いて 嫌いって切って 怖いって捨てて それでも僕はまだ生きていて 君が好きで夜を超えてゆける どれだけ泣いても消えなかった 貴方の吸うタバコの匂いの中でいつ も 不安と期待が混ざった夢を見ている 『乾いた指が触れた瞬間全てが報わ れた気がした きっともうのこれ以上は無い いつか死んでしまうとしても きつく結んだ私たちの夢も もう触れることのできない君の髪も 夜を超えた先で 光掴むまで』 「嫌い」って言った君の声が 同じ未来を見つめる僕らが 痛いって泣いて 嫌いって切って 怖いって捨てて それでも僕はまだ生きていて 君が好きで 夜を超えてゆける