風光る教室 はらりとちる春色 机の落書きに 気づけなかったまま 殴り書きみたいな 無意味な「またね」なんて いらない 夢うつつ授業中 走り抜けた放課後 履きなれていない靴が 気にならなぬくらい 盗み見した横顔 ずっと変わらないんだね 大人になんてならないで 足跡消さないように 昨日が無くならないように 春風は今日に吹く 遠回りしてやっとわかったんだ のべつ幕ない日々の きみの独り言とか 気づかぬふりで 桜の下で笑った 泣いてしまう 僕はずるいかな 後戻りできない 胸に咲く花がある 同じ足跡を辿ることは ないんだとわかってる 気づかぬふりが 下手くそな君が泣いた 笑った僕は 遠回りして やっとわかったんだ のべつ幕ない日々の きみの独り言とか 気づかぬふりで桜の下で笑った 泣いてしまう僕はずるいかな 泣いてしまう僕は ずるいかな