ここら辺でそろそろ お別れの時間だね 点滅する信号機 次のでいいやなんて笑う 突然の土砂降りに なぜかワクワクするような ありふれた日々だけど 少し愛しく思えたんだ 雷鳴が轟いた でも新しい靴を卸した それでは、扉を開けて グッバイ 真夏の門番たち 波打ち際 駆け抜けていく 色褪せることない 悲しみよ 無くした ものが心を慰める 飛行機雲の方角へ 孤独が指さす方へ 誰も 傷を増やしながら 歩いていく 日差しに疲れたら コンビニにでも入って アイスクリーム選ぼうよ いつものと違うのにしよう オンボロ車に乗って あの山の麓まで行こう 揺れまくる道すがら とても楽しく思えたんだ 流星が煌めいた 青葉の露が滑っていった それでは、扉を開けて グッバイ 真夏の門番たち 波打ち際 駆け抜けていく 色褪せることない 悲しみよ 無くした ものが心を慰める 飛行機雲の方角へ 孤独が指さす方へ いつか 傷が癒えたなら また会おう