夏風揺れる 果てない空の青に 届きそうな雲 手を伸ばしてみた 遠く聞こえる 喧騒が心地よくて また巡る夏に 切なさ感じた 隣で笑ってた 君のその横顔 いつまでも何度でも 当たり前に 続いていく そう思ってた 数えきれないくらいに君に 恋してたって 今更だな 流れた星、一つ届かない 遠く離れたって 変わらずと手を振って 笑い誤魔化した後悔も 言い出せず仕舞った声も 君への淡い恋だって 気づいたのに遅いよ いつも通りの長い坂道下り 目の前に広がる 澄み渡った青 風を切る音 変わらない街の喧騒 いつか思い出に変わっていくのかな 隣で見上げた 花火の音一つ こんなに寂しいとか 戸惑いも隠せずに 夜空を結ぶ 星座も見えなくなって 駆け出してく あの星の見えるところへ 色褪せていく君と見た景色さえも 零れ落ちた一滴の涙 眠れない夜に 星を数え願った 少しでいいから あの日々をもう一度 静寂に響く 一人きりの溜息 醒めない夢今もずっと いつかまた君と出逢える日が 来るなら この星空忘れないように結んで 何千光年先でもきっと見つけて 「大好き」だと伝えたい 数えきれないくらいに君に 恋してたって 遅すぎるよ 流れる星、今届けて 夏の星座に託した願いを一つ 儚いうたかたのように 忘れてしまわないように 何度も繰り返し綴った あの星座の向こうへ 夏風揺れる 果てない空の青に 懐かしい声聞こえた気がして