降りしきる雪の中 白く染まる街並みには 少しだけ輝いた 雲の合間の星が 願いごとを叶えてくれるかな 静かに近づいてく 鳴りやまないベルの音に 僕は気づけなかった こんなにも遠くなる 空っぽのポケットの中 今ならわかるよ 君に出会えた奇跡 遠回りばかり嫌になって それでも強く 舞い落ちてそっと消えてゆく 音もなく こぼれた言葉に思わず微笑んだ横顔 白く染まる思い出を無くさないで 手と手重ねたその時 初めて気づくこの想いは 夜空に煌めく星たち雪が降るように その輝きを空から照らして 見上げた夜空ひとつ 優しく舞い落ちる雪に 僕は気づけなかった こんなに温かいのに 指先は冷たいまま 今なら言えるよ 君と過ごしたかった 一人きりで見るこの景色は 何よりずっと…… 静かに消えゆく てのひらでまたひとつ 思わず振り返る僕に笑いかける君は 指先赤く染めた手を握る 白く舞い落ちた雪はそっと二人を 包む 街中に響く冬の音鮮やかに 降り注いだ雪、 夜空を彩る星のように 白く染まるこの景色忘れないで 手と手重ねたその時 初めて気づくこの想いは 夜空に煌めく星たち 静かに舞い落ちた この願いをそっと 雪が降るように その輝きで空から照らして