君が去っていったのは もう半年も前のことで 今さら夜中の電話 突然すぎて笑えないよ 使い込んだ合鍵も 恋敵の存在も つじつま合わせるように 残されていて 瞬間冷凍された 花のように砕け散って あれほど燃え上がった日は まるで嘘みたい いつかどこかで僕と会っても 幸せな顔で昔を笑い飛ばして じゃなきゃまた君への想いが よみがえりそうでまた眠れない 空が晴れわたった日に 密かに生まれ変わっていて 君を見返すぐらいに 切れ味のいい男になってたい ありふれた恋の話 そう割り切ってしまえば 少しは虚しい気持ち はぐらかせるかも 月並ですぐ消えそうな 台詞でもかけていたら 今でも腕組み町を歩いていたかな 歳の割りには大人びてて しっかり者だと 見た目は見えるけれど その小さな胸の奥に 抱えた寂しさなら僕じゃ癒せない いつかどこかで僕と会っても 幸せな顔で昔を笑い飛ばして じゃなきゃまた君への想いが よみがえりそうでまた溢れそうで… かなりかわいい友達なら 僕だっているさ心配しないでいいよ 名残惜しいけど君には あらためてさよならを言わせて