何でもいいんでしょ?きっと 似たり寄ったりの雛形(Template)で 寂しがり屋を集めて 泣いても滲んでく嫉妬 ひとりぼっちが怖くなった僕らは同 じ穴の何とやら 折角愛せたのに蓋を開けたらいつも のような欲しがるだけの体で それでも目を瞑るの いまの渇きが潤せたなら どうせすぐに後悔するんだって決ま ってる 混ざり合う白い息が理性を笑ってる 温かくなっちゃった表面を触って 余りにも都合良いと思う いざ触れ合うとあれもこれも思って たのと違って 手を離すのもそれはそれで足りない から困って 「結局誰でもいいんです でも代わりは嫌なんです」 なんて吐き出せたなら 甘ったるい時間を味わって振りをし て 知りたくない君のことずっと探って いる 間違って繋いだ糸が全部絡まって 誰にも届かないと思う ああもう! 「普通の人生」さえあればいいのに 紛い物のにおいを本能は解っている もう冷え切っちゃった内面を仕舞っ て 溢れ出す遺伝子を想う