真夜中呼び出したハイウェイ やな事あった?そっか じゃあ 素人なりのディスクジョッキーに なるから このままドライブといこうか なにがあったかわからないけれど なんにもないことはとりあえず 絶対ない それくらい 僕くらいでもわかる 話さなくていい 離さないから ごめんやっぱ今のは忘れてくれ 素面で言えないことは お酒を飲んでも 言っちゃだめなんだぜ 音楽で酔えない夜は なにを飲んでもだめらしい 言葉が電線を伝うことができたなら 僕の声は君の街まで 片道数秒で行ける 今から3秒間だけ 素直になるからって 実際なれたら こんな時間に君を 呼び出したりはしないのさ 真夜中漕ぎ出したブランコ 懐かしいなこれ、 いまだとすこし 怖いね 僕らどんどん 怯える事を覚えてきたんだ 華やいだ春 うだる夏 秋の手を引く冬だって 僕らどうやって 過ごしてきたっけ 夢? なんだっけ このままいけば僕らきっと将来も お金持ちには到底なれないけど お金があったら 夜中肩を並べてすすった ラーメンの味 部屋干しの匂いの雨のワンルームも 知らずに 死んでいくんだぜ 横のガードレールが真上に伸びたら 宇宙まで 片道たった1600円でいける 今から全速力で飛ばすからって 実際できたら こんな時間に君を 呼び出したりはしないのさ