こんな日に限って雨模様 透明の傘越しならいくらか 部屋に1人でいる様に 気持ちもリラックス出来るか 小学生の時に友達が出来ない自分を 心配し 母親が近所に頭を下げながら 僕の友達作りをしてくれた カーネーション あの日の帰り道、「ごめんなさい」 と言ったが 「こういう時は謝るよりも 何かワクワクするような事を 言える様になりなさい」 と、言われ 「自分はまだまだこんなもんじゃな い」 と言った 母は笑いながら 「私もそう思う」と 今日、 たくさんの方が関わってくれて作り 上げた たった1回きりのライブで歌詞が 飛んだ 真っ先に喉元まで「ごめんなさい」 という言葉が迫り あの日と 同じようにうつむいてしまった でも、 「自分はまだまだこんなもんじゃな い」 この場の空気をたった1人で全て 飲み込んで 骨と皮だけになっても 「こんなもんじゃない」 と言い続ける この中で誰よりも 最後までここに立って もしそれが 嘘になってしまった時の為に 「ごめんなさい」は飲み込んだ 代わり吐き出したのは自分を 救ってくれた言葉たち 「オレはまだまだこんなもんじゃな い」 口だけだと言われていたけれど だいぶ先の未来を口にしていただけ 自分を証明するのは 今ここにある現実だけ だから すぐに追いつく 世間的におじさんと 呼ばれる様になっても 地団駄踏んでるなんて 時点で想像のさらに上を行ってる 未来も常に想像のさらにさらに上を 行く だから。 「自分はまだまだこんなもんじゃな い」 絶対に 挑戦をして得たものが 悔しさだったとしても 次も挑戦して行こう 何もしなければ 夢の中まで悔しさが追いかけてきて 夜中目が覚める事も 涙が流れるほど 悔しい思いをする事も いつもより不味い缶ビールを飲む 事もない 不細工な自分と向き合う事もない でも、 たった1つ悔しさを積み上げても 「自分はまだまだこんなもんじゃな い」と 小学生の頃から思い続けて 自分が自分自身に一番期待をしてる だから、 オレこんなもんじゃないんですよ 今日の事を水に流せとは言いません でも、 この先の僕を観ずに判断はして 欲しくない オレのターニングポイントはいつも 雨が降る 明日はきっと今日より 地かたまってる 失敗に慣れてしまったなら 言葉の意味すら意味を持たない 上辺だけをなぞる様な日々だ 喉元を越えて熱さ増す 完璧を求めた不完全な断片 あの日の帰り道の約束 「自分はまだまだこんなもんじゃな い」 今も心の底からそう思う 目の前の現実を飲み込み 尚も保つ平常心 幸も不幸も関係ない 目を閉じても 逃げずに明日は来る 今日までの人生を飲み込んだ 代わり吐き出したのは自分を 救うための言葉たち 「オレはまだまだこんなもんじゃな い」 何もしなかったのと 何かしようとして 出来なかったことの間は 雲泥でも 傍から見たら結果が一緒だ ご存じの通り0から何かを生み 出すのは まぁまぁ出来る ここはマイナスから何かを生み出す 目の前の現場だ