メソメソしてても始まらない でも涙がポタポタ落ちて止まらない あなたと過ごしたこの部屋で 残された記憶だけ ふわり ゆらり 煌めいてた 始まりは“ 友達の友達”くらいの関係性だった 特別な感情は“まだ”どころか 何も抱いてはいなかった お互い 話しをするようになって 笑いのツボが重なって 惹かれてく この恋が 蕾を付け 花になった トキメキしか無かったあの頃 ドキドキしながら 待ち合わせしてたよね 互いの写真撮りまくってたり 信じてた この恋が 永久に続くものなんだって ちょっとした幸せが “幸せ”だと感じられなくなって どうしても譲れない これだけは譲れないものが 増えていった お互い 話しをすれば絡まって 些細な事でぶつかって 冷えてゆく この思い 打ち水の路面のように ワクワクしか無かったあの頃 ドキドキしながら手を繋ぎ歩いたね いつしか衝突が増えてって 凹む時 戸惑う時 揺れる心鎮める呪文 『メソポタメタポリア』 『メソポタメタポリア』 初めから紐解けば “一目惚れ”という訳ではなかった 特別な感情は“まだ”どころか 何も抱いてはいなかった お互い 心の隙間埋めたくて 燃えるような恋がしたくて 知らず知らず 無理してた 自分自身を騙してた トキメキしか無かったあの頃 ドキドキしながら 待ち合わせしてたよね 互いの写真送り合ってたり 気付いたよ この恋に 呪文が必要だったって メソメソしてても始まらない でも涙がポタポタ落ちて止まらない あなたと過ごしたこの時間(とき)と 残された記憶ごと消せる 呪文唱えよう 『メソポタメタポリア』