あたし発あなた行きの この列車は いつになれば 終点に着くの? 数多の駅を通り過ぎて来たわ 乗り間違えてなんかいないわよ あの星々たちみたいに 1年に1度会えるわけじゃないのに あの星々たちみたいに 例え離れていようとも この距離は 何? 夏の夜 君想ふ 声に出せば どこか遠く 消えてしまいそうな 君だから このままでいい また今日もこの列車は 終点に着くことが出来ず 星に祈りを捧ぐのです それでもいいと思えたのは 逢えなくなるよりいいから あの星々たちでさえも こんな風に誰かを愛おしく思うかな あの星々たちでさえも 叶えられない願いが この胸にある 夏の夜 君想ふ あと少し もう少し この距離よ縮まれと願うは 欲張りでしょうか? 夏の夜 君のホーム 見慣れない 列車がある そうか わたし普通列車だから 間に合わないよね 夏の夜 君想ふ 声に出して 君を呼ぶ 届かないと知ってても逢いに行くわ この夜を越えて あなたがまだ好きだから