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小説 夏と罰 (上)

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82
  • 2021.02.24
  • 3:47
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歌詞

その日は、夏を嫌悪するには十分す ぎる空だった 汚れのない青がどれほど憎らしかっ たか 理解など求めても無駄であろう 自分の存在はこの世界に1ミリ足り とも傷を残せず 生を受けたのも神の気まぐれ 対して、全てから祝福されている君 は煌煌と 「夏、終わるの寂しいよな」 君の屈託のない笑顔が私の喉を一掴 み 絞めるでもなく、ただただ罪悪感を 植えつける 信頼も友情も塗り潰しうる劣等感と 私は共生し続けるのか 君を壊してやりたいと思った そんな自分を恥じてもいたが 一度でいい、聖人のような思考を歪 めて、 醜い内面を抉り出してやるのだ 見ろ!見ろ! 今からお前を突き落とす 裏切りは随分前から計画されていた と 全てを知った君の顔に私は青すぎる 空を見たい 「あっ、お祭り、 17時にいつものとこ集合な」 ああああ ごめん、ごめん、ごめん、 ごめん、ごめん、ごめん、ごめん、 もう無理だ、無理です、無理だ、 許して、嗚呼、許して、 助けて、神様

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