空っぽになった 部屋の中身は 重ねたはずの色は 真っ白に 塗りつぶされていた 寄り添い並んだ ベランダの椅子も 線路沿いの雑音も 全部知らない 世界みたいだ ♪ 切り捨てられるほどの 思いなら なんであんなにも 僕の中に入ってきたの 抉るようなその笑顔に 僕は 満たされていたんだ 愛だと信じていた 間違い探しを繰り返し 与えすぎたの 足りなかったの 空っぽになった僕と 半分外した カーテンが揺れる わかりっこないよな 君のために捨てたんだ 疲れた体も 時間も 欲しかったものも 見返りなんて 一つも求めなかった だけどあなたは ここにいない 一つになることを 願っただけなのに 空っぽの部屋が語る ♪ 揺れる電車の窓に 映るのは消えては映る つまらない僕の顔と そんな恋 よくある話だと 言わんばかりの世界だ この恋も人混みの 雑音に埋もれていく 間違い探しを繰り返し 与えすぎたの 足りなかったの くやしさ さみしさ まだ 好きなんだ 雨が 流してく わかってたのに でも嫌いに なれなかったんだ すぐに拗ねるし 好き嫌いも 多かったよね 周りから 理解されなくても そばにいるよ 優しいとこも しってるから 人よりもプライドが 高いあなたの涙 僕はもう何もできない あなたは今どこにいて 誰といるの あなたとの思い出が 深すぎたから あなたの幸せを 幸せを願う ♪ 願っているよ 忘れないよう 少なくとも いつかいい人が 現れても 忘れることはない 君の記憶や心に 残っていなくても ぼくは走る 痛いくらい 先が見えない道でも 走らなきゃきっと 追いつかないから