冷えた雨の日 ガラス越しに伝う 落ちていった 雫の放物線を 通り過ぎてく 人も物音も 大抵モノクロに 見えたようだ 一滴届いた 揺らいだ言の葉 まるで全てが プラスチックの向こう 震えた瞳が塗りつぶす だけ… ♪ 普遍的価値なんてのは 無機質な旋律だって 曖昧な優越感だけ 残していく 透明な心臓のような 音のない世界ばかり 意味も持たない 人々の群れ 失って手に入れたのか? 相まって 失っただけなのか? それすらも 人間(ひと)だからで 済まされて 僕らはそうやって 失敗していく生き物 悲しいな なんで悩んでるの? 僅かに揺らいだ感情 適当に並んだ言葉 1mmも刺さらない ♪ 過ぎ去った過去も 雨と同じ 溶けてった二人の面影 感情だけこぼれ落ちた 不確かな想いだけ 寂しがりシンドローム 何処へ行く 存在価値探すため 旅に出る ただ素直に 愛されたいだけ ♪ 消えてしまった 音階なぞったって 思い出せるはずもない 半分の嘘をついては もう半分しまい込んだ モノクロの世界に 色が灯った Ah… Ah… Ah… ♪ 僅かに揺らいだ感情 適当に並んだ言葉 1mmも刺さらない ♪ 過ぎ去った過去も 雨と同じ 溶けてった二人の面影 感情だけこぼれ落ちた 不確かな想いだけ 寂しがりシンドローム 何処へ行く 存在価値探すため 旅に出るただ素直に 愛されたいだけ ♪