このままここに いられたらいいのだけれど ゆかねばならぬ どうしてもゆかねばならぬ もいちどあなたの笑顔を 最後に見たいのだけれど どうやらそれも 叶わない願いのようだ 心のどこか なんとなく気付いていたの いつかはこんな 日が来ること 避けられないと わかっていたの このまま時が 止まったら幸せだろうと 満たされた日々に ふざけ合い 笑っていたよ 本当に大事なものは いつだって目には見えずに 信じるより他には 捕まえられない ちぎれた雲が 頼りなく流れてゆくよ あなたの声が 名を呼ぶのが 聞こえたようだが 気のせいだろうか 悲しい悲しい 悲しい悲しい 言葉にすれば こんなにもありふれたこの気持ち このままゆけば いつかはたどり着くだろうか それとも死ぬまで ふらふら根無し草だろうか 過ぎ去った遠い日のこと あなたは忘れるだろうか 閉じ込めた涙は いつの間に乾いただろうか 止まったままの あなたの物語が 動き出すように まんまるい地球のどっかで 祈っているよ 悲しい気持ちは このメロディに乗せて はるか空の彼方に 飛んでゆけと歌うよ 悲しい悲しい 悲しい悲しい 言菜にすれば こんなにもありふれたこの気持ち