夕暮れ時 漂う 風呂を焚く煙と 陽が沈む準備は同じくらいかな 熱を冷ますように もうすぐこの街にやってくる 迎える準備はできてる カーテンが揺れて さあ始まる 魔法がかかる 一日終わりちょっと前の特別な時間 畳に転がって夏の匂いがした きっとこの為に 生まれてきたんだろうな 走り回った風に包まって 視界が滲んでいく 響き渡る蝉時雨 陽は長く夜はまだ遠い 少しだけお得な気持ちになる 全てを癒しては もうすぐこの街を去ってゆく このひとときには名前があるのね カーテンを揺らし まだ終われない 魔法をかけて 一日終わりちょっと前の特別な時間 畳に転がって夏の匂いがした きっとこの為に 生まれてきたんだろうな さよなら告げる風を抱きしめた また会いにきてよね それじゃ またね La la la… La la la… La la la… La la la…