夕方のメロディー もし魔法が解けるなら きっと今だ、と焦ったんだ 別れ道の目印 見えたから rit a rit 歩幅狭めた 空は二色に混ざりゆく オレンジと紺色の間に キリトリ線が描かれていく 光る飛行機に伝言を 「どうか、どうか、あの子と 別の空に切り離さないで」 心通り メロウに この街風に溶けるなら きっと今だ、と瞼閉じたんだ きみの好きなうたが 流れたから little by little 靴音を速めた それは光の通り道 街灯と三日月の間に キリトリ線が描かれていく 光る飛行機に伝言を 「どうか、どうか、あの子と 別の空に切り離さないで」