考えてたことも真っ白にして 届きもしない未来見てる 小さめの容器の内側の 微かな温もり そう 水色が眼に映る 代わり映えのしない日々 また消える残映は 僕に夜を植える 満天の夜空の星は 僕の描いていた夢じゃない 迷妄を口元に添えて こわばった体は心に触れる 道標の先を真っ黒にして 変わりもしない過去を見てる 小さめの容器の内側は 鈍色に溶ける もう変わらない 動かない部屋が時を告げる 「そう」 脆弱な静寂は 僕によく似ていた 満点の夜空の星は 僕の描いていた夢じゃない 暗転の末に月滲む 這いずって眠れない夜が裂ける 満点の夜空の星が 消え去ったあの日に問いかける そっと開いた夢の残り香 固まって動かない心が熔ける 完全に忘れることも この心の隅に置くことも 当然もう叶わないことだ 繕った言葉はどこかに消えた