そよ風に吹かれながら 窓の外を見て 散る桜を眺めて 自分に必要なものを 見つけた時から どれくらい経っただろう? あの頃見つけた儚い花は 春の終わりの桜のように 静かに散っていったのさ 咲く時を待ちすぎた花は 冷たい雨に 打たれてしまっていたんだね あの花をもう一度見たくて 秋風が吹いてたはずなのに なぜか風が冷たく感じた 心に咲いたこの花を 隠しておこうと思っていたけど 季節外れのその花は 答えを知って散っていく あの頃見つけた儚い花は 答えを知った秋の日に 静かに散っていったのさ 知ることを恐れることで 冷たい風を 通してしまっていたんだね あの花がもう一度咲いたら 秋風が吹いてたはずなのに なぜか風が冷たく感じた うまく伝えることが出来なくて 忘れることが出来ないまま あの花が咲く日を待ってる 秋風が吹いてたはずなのに なぜか風が冷たく感じた 今も花は咲くことを拒んでる 君のために咲く時を待ってる