私が死んだら 特に詮索しないでほしいけど 引き摺り込むつもりはないから 遠目で、見守らせて。 変わっていくぼくには 意味すらないんでしょう きみが残した言葉を捨て去って あの世に持って行ってしまえば よかったかもしれないけど ぼくのことを 思い出にしてはくれないから きみの来世で逢えたら 悲しい苦しい 消失する感情 ぼくの名前すら きみは覚えてないけど 夢を見て橋を伝って きみは天使になった ぼくは一人では生きていけないから そう、今をどう生きるの どうにでもなるよ どうして今 ぼくは心の中で精一杯 あなたを中に引っ張っている 愛してくれ 引っ張って 殺してくれ 抱きしめてくれ 見違えるようにかわいくなった あの頃の夕陽とか青の思い出たちが 悲しみと一緒になって 意識として消えていく 加速する命に 歯止めきかせてよ、音楽。 加速する孤独に 歯止めきかせてよ、音楽。 ぼくも死んだら 唄だけが残ってしまうけど あなたのために祈っておいたから きみの背中、押したい。 きみの背中、押したい。 きみの手は、離さない。