なぜ、こんな苦しみや悲しみが、 世界中に 充満しているんだろうって、 絶望の真っ最中にいるあなたは、 きっと思ってるんだろう。 決して長続きしない幸福感、 安定なんて知ることのない安心感、 のぼったかと思えばすぐに崩れる、 何が素晴らしい世界だって。 <♪> 緑は茂り、空は青く晴れ、 線を引いたような飛行機雲が走り、 まるで僕らだけ取り残され、 空白を漂っている。 君に、君に、君に、伝えたい。 君に、君に、君に、歌いたい。 ハローハローハローハロー、 ハロー悲しみに、 ハローハローハローハロー、 さよならはできない。 <♪> 昔読んだ本の中に書いてあった、 世界中がみんな幸せになったら、 同時に全員が 不幸になるだろうって、 隙間の無い部屋みたいに。 がっしり固まったコンクリートと、 決して固まらない川のせせらぎ、 あなたの心はどっちを選ぶ? どっちを美しいと思う? 君と、君と、君と、話したい。 君の、君の、君の、心と。 ハローハローハローハロー、 ハロー悲しみに、 ハローハローハローハロー、 さよならしちゃいけない。 <♪> 人間の感性はとてもあいまいさ、 都会を風切る高級車なんかより、 田舎を走る軽トラックの方が、 僕には豊かに見える。 悲しみはとても悲しいけれど、 絶望は僕らが生きてるから、 あの海を青いと思えるから、 それが豊かさだろう。 君は、君は、君は、どうですか? 君は、君は、君は、どうだろう。 ハローハローハローハロー、 ハロー悲しみに、 ハローハローハローハロー、 さよならをするな。 ハローハローハローハローハロー ハローハローハロー ハローハローハローハローハロー ハローハローハロー