誰だってあんな風に 空を飛ぶように仕事ができて 些細な事にささくれないで 想定の範囲で支度をしたいのだろう 誰だってあんな風に 溜め息ついて嘘つきたくない 頭が痛い心が痛い 耳が痛いこの旅をお終いにしたい そう遠くない日を 想い描いているそこに確かな 妄想の切れ端を棄てないで この体を温めて 何もしないなら 何もないまま終わるけど どんな顔で来るのか あいつは気楽に待っている ありきたりな死に様は彼には 見せられない 目は肥えてるだろうこの手で 笑わせてやりたいの そう遠くない日を 想い描いているそこに確かな 妄想の切れ端を棄てないで この体を温めて