静寂と誇大妄想 繰り返し これで何回目だ 破り捨てた過去は その辺に散らばったまんま 脆弱な心だから 突き刺さり抉るその言葉も 見ないふりしとくから どっかに行っておくれ ねえ ここまで何小節? ごまかさないとおかしくなりそうだ 逃げるがどうとか 知らないよ 踊ればいいじゃないの? 歩道橋のど真ん中 寂びた街を見下ろし 生きた気になって ふざけた思い出を 投げ捨てて 粉々にしてしまいたいよ 歩道橋のど真ん中 目が合う君から 僕はどう見えてるの? んな事 どうでもいいよ 繰り返す 走馬燈に照らされて 消えてく 言葉だけ隠しといて 手と手を重ねて見た景色が 掠れて行く前に 僕の鼓動を止めて ねえ このまま何回も 巻き戻して見ないふりしてるんだ 何が正解とか知らないよ 言うこと聞けばいいの? 歩道橋のど真ん中 寂びた街を見下ろし 生きた気になって 砕けてく思いは 行く先も無く 風に溶けてしまうんだ 歩道橋のど真ん中 目が合う君は 何を思い生きてるの? なんてさ どうでもいいよ それすらも 走馬燈に照らされて 消えてく 消えてく僕が 願った事 意味無く泣いて 思った事 諦めて ふと 聞こえた音 ふざけたわがままも言い出せなくて ねえどうか もう 触れないで 歩道橋のど真ん中 寂びた街を見下ろし 生きた気になって ふざけた思い出を 投げ捨てて 粉々にしてしまいたいよ 歩道橋のど真ん中 目が合う君から 僕はどう見えてるの? んな事 どうでもいいよ 繰り返す 走馬燈もかき消して 歩道橋のど真ん中 寂びた街は 変わらずに時を刻んで 弱すぎた僕は さよならしたのに まだここで泣いてるの 歩道橋のど真ん中 はじめから 何もない街 君を待つよ 醒めない 夢を見るよ 繰り返す 走馬燈に照らされて 消えてく