鏡越しに映る壁眺めていたら 知らない扉を見つけた 手のひらには焼き付く痛みと鍵 その扉ははかちりと音を立てて開い た 生温く湿る地面は 沈む私を柔らかく包みこむ もどることもできずに もがき這い進む かすかに見える光 いつか観た光景のよう 逆さにおちる砂時計の音 思いは幾年佇むのだろう もう一人じゃない気がした 指先から崩れ解けた バラバラに切り裂いた 記憶それでも消せない わだかまる思いを理解しても隠しき れない 刻まれた痛みは いつまで痛み続けるの? 憎むべき対象も 今はもうここに居ないのに ねえ、君は聞こえている? 逆さに落ちる砂時計の音 想いはどれだけ伝わるのだろう 見慣れた景色が赤く爛れて崩れ落ち た バラバラに切り裂いた バラバラに切り裂いた 記憶それでも消せない わだかまる思いを理解しても隠しき れない 刻まれた痛みは いつまで痛み続けるの? 憎むべき対象も 今はもうここに居ないのに